「宮川理論」プロ野球選手の例は?宮川理論に対する批判は正しいのか?

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独自の個性的な指導方法、ネットを駆使した「いまどき」の手法で注目を集めている「宮川理論」

その信奉者であるyasさんは、「これぞ宮川理論!」と日本のプロ野球選手のホームラン動画をアップし、それを称賛している。

宮川理論、その提唱者のyasさんがよくアップする動画に、オリックス・バファローズ吉田正尚選手の豪快なホームランシーンがある。

他にも日本ハム・ファイターズ大田泰司選手の「地面たたき」ホームランシーンや、イチロー選手・稲葉選手などが打席に入る前に行う素振りが、「まるでゴルフスイングのよう」などと指摘する声もある。

関連記事:宮川理論とは?逆手って?ヤスという理論提唱者について

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宮川理論はゴルフスイングに通じる、という一面がそれを反映しているのか?

またこれも売り出し中の日本ハム・ファイターズ横尾俊健選手の豪快なホームランも吉田選手をそのまま右打者としたようなフォームだ。

そしてテキサス・レンジャース時代に一名をはせたメジャーリーグきっての強打者ジョシュ・ハミルトン選手の打撃フォームアナリシスを見ると、宮川理論の香りがぷんぷんとする。

まずは吉田選手からみてみよう。

宮川理論例オリックス吉田正尚選手

吉田選手は、北信越地区から近年とみに甲子園で好成績をあげている、敦賀気比高校の出身である。

敦賀気比高校は2013年春、2014年夏と甲子園でベスト4、そして2015年春には北陸勢として初めて甲子園優勝を成し遂げた。

吉田選手自身は、1年夏に「4番打者」として甲子園出場、この時は初戦敗退に終わったが、翌年春にも出場を果たし、ベスト8まで勝ち進んだ。

高校卒業後は青山学院大学に進学、東都大学1部リーグで大活躍し、日米大学野球選手権の代表にも選ばれている。

2015年ドラフトでオリックスに1巡目指名を受け入団、今季2017年2年目のシーズンを終えたところだ。

フルスイング、広角に打球を飛ばすことのできる長距離打者であるが、度重なる腰痛に見舞われ、1年目・2年目ともに一軍戦60数試合の出場にとどまっている。

1年目から10本塁打を放ち、2年目の今季は12本塁打、出場試合数の関係で打数こそ少ないが今季3割を超すアベレージを残している。

単なる本塁打にとどまらず、豪快なスイングから繰り出される打球は、スタンド中段以上に飛んでいくすさまじさである。

最近の「元祖」フルスイング男といえば、ソフトバンク・ホークスの柳田選手が有名だが、吉田選手人気もじわじわと高まっている。

吉田選手のホームラン動画などはyoutubeに数々アップされているが、そのスイングを見ることもさることながら、打席に入りバッティング準備をする前にある「しぐさ」があることに気がつく。

吉田選手は左利きだが、その右手、いわゆる引き手側を宮川理論でいう「逆手」のように、手のひら側を外に向けて(テニスでいうパームアウト)右方向へ振る(はたくみたいな感じ)しぐさをするのである。

おそらくこれは最近の動画と思われるが、これに比して2016年秋季キャンプなどの動画を見ると、宮川理論的でないスイングをしている。

度重なる腰痛克服のため、フォロースルーを両手フィニッシュしていたものを片手フィニッシュに変えてきており、吉田選手本塁打集などの動画を見るとわかるが、初期と最近ではスイングが変化している事が見受けられる。

そして体の回転、体重移動を行うために、左足はつま先立ちとなることも宮川理論に通じる面だ。

今季は7月以降で12本塁打、もしこの打法で「つかんだ」面があるとすると、来季の吉田選手からは目が離せないし、オリックスは非常に期待の高いチームになるであろう。

心配は腰痛だ。

宮川理論例ジョシュ・ハミルトン選手のフォームアナリシス

メジャー通算200本塁打、首位打者1回、打点王1回、ア・リーグMVP1回を誇るジョシュ・ハミルトン選手。

彼のバッティングフォームアナリシスの動画を見ると、宮川理論が語る特徴をいくつか発見する事が出来る。

宮川理論において、従来のバッティング常識とは大きく相違していることの一つに、前述吉田選手の項目でも述べている「逆手」がある。

ハミルトン選手の構えからのフォワードスイングをスローでみていくと、バット先端はかなり下の角度に向いており、この角度で従来のように右手甲側(ハミルトン選手は左バッター)をボールに向けて振っていくといわゆる典型的アッパースイングとなり、好インパクトする確率が落ちそうである。

画面では少しわかりにくいが、ハミルトン選手がしている黒いリストバンドに注目すると、明らかに従来のような手首方向ではない。

宮川理論の「逆手」のような方向で手首を使い、これによりインサイドアウトスイングを徹底させ、フルスイングしながらもインパクト確率を上げようとしている。

フォロースルーでは左手を離し、右手1本となり、バットは完全に体の後に回り、「地面たたき」に近いところまでバットが落ちる。

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